不妊治療中のメンタルについて!すぐに実践できるストレス発散方法とは

不妊治療中は見えない不安、無意識に感じるプレッシャー、周りと比べて落ち込む日々、気持ちもグラグラ、体もグラグラ、何でこんなに頑張っているのにと全てを諦めたくなる日もあるはずです。

妊娠とストレスに関わる研究では、精神的ストレスが妊娠に影響を与えていることも分かっています。

つまり、自分でストレスコントロールができれば、妊娠のチャンスが高まることにもなります。今回は、そんな不妊治療中独特のメンタルの状態や不妊治療中のストレス発散方法についてまとめてみました。皆さんの参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた看護師

助産師・看護師jun
Junさん
・大阪府/30代
・正看護師免許
・助産師免許
看護師資格を取得し、その後、助産師資格も取得しました。助産師として働きだし15年以上になり、妊活、子育てで悩むママさんを少しでも看護師・助産師目線でサポートできる記事を執筆していきます。

1.不妊治療中の感情はジェットコースターに似ている

ジェットコースター

不妊治療中の感情は、ジェットコースターが急上昇して急降下するのによく似ています。ジェットコースターは何度も繰り返し乗ることで、楽しさではなくふわふわ浮いたような感覚になり、気分が悪くなってしまいます。不妊治療も同じです。

急上昇する感情

不妊治療を続ける中で「赤ちゃんができたのかも」と気持ちが一気に急上昇する日が来ます。それがすぐ現実となる人はほんの一握りです。

急降下する感情

たくさんの方は頂点まで上り詰めた直後「生理がきた、遅れていただけだった」と真っ逆さまに気持ちも急降下してしまいます。それはまさに、ジェットコースターのようです。

感情の起伏を繰り返すと気分が悪くなる

ジェットコースターは、始めは程よい緊張感を持ち乗り込んでいても、繰り返し乗り続ければ爽快感や楽しさよりも気分が悪くなってきます。

これは不妊治療も同じです。

感情のコントロールが難易度を増してくる

一度始めると、うまく行かなければまた次の段階の不妊治療へと進みます。繰り返すうちに、感情のコントロールもどんどん難易度が増してきます。

2.不妊治療中のよくあるストレスの原因と不安

落ち込む日本人女性

目に見えない相手ほど恐ろしいものはありません。何がストレスなのか、具体的原因に向き合うことは大変で疲れます。

でも、向き合う相手が見えることで「不安があるのはむしろ普通のことなんだ」と思えるのではないでしょうか。

取り残される不安

年齢を重ねてくると、周りの友達が「結婚、妊娠、出産」について話す会話を耳にする機会が増えます。「皆が当たり前のようにお母さんになっていくのに何で私だけ赤ちゃんができないの」と自分だけが取り残された気持ちになります。

自分だけがゴールにたどり着かない・・・

皆が車に乗ってどんどん先に進んで行くのに、自分だけが歩いてなかなかゴールにつかない、そんな気持ちを感じてしまうからです。でも、考え方次第です。

歩いても、時間をかければいつかはゴールにたどり着けます。

夫との関係性の不安

子どもを作ることが目的になってくると、夫婦生活自体に愛情や安らぎを感じることができなくなってしまいます。

不妊治療が長期になると関係性の微妙さは増す

お互いどちらに原因があるとしても、今まで通りの関係が微妙になってきます。不妊治療が長期になってくると、その関係性はどんどん微妙さが増してきます。

子どもが欲しいと言う同じくらいの気持ちを確かめ合えれば、お互い信頼性が高まることも十分考えられます。

治療に対する不安

不妊治療について学ぶ、新しい研究結果を知るなどするうちに、全てに置いて統計結果の中に自分を当てはめるようになります。

でもあなたは統計結果の中の一員ではなく、1人の人間です。ほとんど人がそうだったとしても、あなたも同じ結果にはなるとは限らないのです。

将来の不安

今を楽しめず、不妊治療が生活の全てなっていると、子どもがいない将来が心配になります。「働けなくなったり、動けなくなったりした時に子どもや孫がいない自分は誰に助けてもらうのだろう」とはるか先の将来までもが不安になります。

実際には、子どもや孫がいなくても、2人で楽しく人生を謳歌している夫婦もたくさんおられます。

3.不妊治療中におすすめできるストレス発散の3つの方法

森の中で深呼吸する日本人女性

最後に、不妊治療中のストレスを発散できるおすすめの方法を3つご紹介していきます。

(1)腹式呼吸で体を休めてあげる

呼吸はホルモンの分泌などと同じで、無意識に行われる自律神経の作用の1つです。自律神経には交感神経と副交感神経があります。

妊娠率のアップも期待できる

交感神経はストレスを感じると戦う反応を示し、副交感神経は体の休息ができている時によく働きます。意識した腹式呼吸は体を休め、副交感神経を優位にします。

副交感神経はホルモン分泌を活性化する働きもあるので妊娠率のアップも期待できます。

腹式呼吸の方法は?

安全な場所をイメージしながら仰向けに寝ます→お腹に手を当て息を吸い肺を膨らませます→手が沈むのを感じられるように息を吐きます。

ポイントは息に意識を集中することです。毎日の生活の中で習慣化し「ストレスを感じたら腹式呼吸をする」と意識してできるまで練習します。

(2)今抱えている不安について記録する

今思いつく、さまざまな不安について何でもいいので全てを書き出してみます。小さいことから、大きなことまで何でも気にせず書いていきます。

内容は可能な限り具体的にします。メモや紙ではなく、見返せるノートがお勧めです。

今に向き合うことの大切さに気づける

書いたら、今の不安、将来の不安それぞれに分けてみます。書き出してみると、今の不安ではなく、将来の不安が多くを占めていることに気づくのではないでしょうか。

未来は誰にも分かりません。わからない不安に支配されるより、今に向き合うことの大切さに気づくことができるはずです。

(3)夫婦関係を見直す

これは旦那さんとお互いにやってみることです。不妊治療によって夫との関係性にストレスを感じている方はぜひ実践してみてください。

「愛されているなぁ」と感じる瞬間リストを作成する

落ち着いた環境で「自分が愛されているなぁ」と感じる瞬間リストを作成してみます。ここでも、小さなことから、大きなことまで何でも気にせずリストアップしていきます。

例えば

  • 「通院した日はお疲れ様と声をかけてくれる」
  • 「次は自分も頑張るからと言ってくれる」

など些細な日常の中から考えて下さい。

10個でも20個でも思いつくだけ書きだします。リストアップしたらお互いに見せ合います。そして、お互い意識してリストにあることを実行していくようにします。どんどんリストに追加していくことで、自然に愛情を感じる機会を増やすことにつながります。

まとめ

疲れたとき、もう嫌だと感じた時は一旦辞める決断をするのも1つの選択ではないでしょうか。追い詰められた日々を過ごすより、家族にとって素敵な時間を重ねることが良い方向導いてくれることもあるはずです。難しいかもしれませんが、自分の気持ちに正直になれるといいですね。


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ABOUTこの記事をかいた人

jun

【大阪府/30代/正看護師免許/助産師免許】助産師として働きだし15年以上になりました。読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。