出産の入院準備はいつから?必要なもののすべて

出産 入院準備 いつから

事に元気な赤ちゃんを産み、お母さんが元気で出産を終えるためには十分な準備が必要です。

いざというときに環境や物品が整っていなければ、どうにもならないこともでてきます。

そんな事態を避けるため、余裕をもった準備をして備えたいところです。

そこでこのページでは、出産の入院準備についてご紹介していきます。

この記事を書いた看護師

助産師・看護師jun
Junさん
・大阪府/30代
・正看護師免許
・助産師免許
看護師資格を取得し、その後、助産師資格も取得しました。助産師として働きだし15年以上になり、妊活、子育てで悩むママさんを少しでも看護師・助産師目線でサポートできる記事を執筆していきます。

1.出産の入院準備はいつまでにやっておくもの?

出産の入院準備に疑問を持つ妊婦

まず、出産の入院準備はいつごろからいつまでにやっておくべきなのでしょうか。

(1)妊娠28週を過ぎたら入院準備を始める

妊娠28週を過ぎたら、少しずつ出産の入院準備を始めてください。妊娠生活は、何もなく順調に過ごしていたにも関わらず、あっという間に変わってしまうこともあります。

心配し過ぎは良くないですが、妊娠後期になったからといって油断は禁物です。

いつ、何が起きても慌てないよう、事前の準備が大切です。

助産師からのポイント

助産師ポイント

緊急事態に備えて、家族には荷物の置き場所を伝えておくことも忘れないで下さい。

また、入院準備はもちろん、退院してから必要になる赤ちゃん用品なども一緒に準備しておきましょう。

(2)妊娠36週までには入院準備を済ませる

妊娠37週に入ると正期産です。予定日まではまだ3週間ありますが、いつ陣痛が始まってもおかしくない時期です。

出産準備はそれより少し早い、臨月と呼ばれる時期(妊娠36週〜)には済ませておくと安心です。

予定帝王切開で手術日が決まっている方も油断しないで下さい。急に破水したら即座に入院となってしまいます。

2.出産の入院準備に必要なもの

スーツケースに出産の入院準備を詰める妊婦

入院してすぐ必要なものは施設によって多少の違いはありますが、以下はどんな施設でも必ず必要なものです。準備しておきましょう。

  • 母子手帳
  • 診察券
  • 保険証
  • 印鑑

以下の表で、お産中や入院中にあると便利なものや、退院の際に必要なものなどについてご紹介します。

お産中にあると便利なもの
(小さな袋にまとめておくとすぐに取り出せる)
・ハンドタオル
・うちわ
・テニスボール(分娩時お尻を圧迫し痛みを紛らわす)
・飲み物(500mlのペットボトル)
・ストロー
・食べ物(ゼリー、プリン、パンなどの軽食)
・靴下(足が冷えて血行不良になるのを予防する)
・カメラ
入院中に使うもの・パジャマ(出産時のものとは別に2組)
・産褥ショーツ(出産時のものとは別に3枚程度)
・授乳用のブラジャー2枚程度
・夜用ナプキン1袋
・タオル
・バスタオル
・ガーゼ
・歯磨きセット
・洗面用具
・ティシュペーパー
・スリッパ
・筆記用具
入院中にあると便利なもの
(施設によっては借りられるものもあるため要確認)
・授乳クッション
・ドーナツクッション(円座)
・カーディガン
・ウエットティシュ
・流さないシャンプー
・母乳パッド
・骨盤ベルト
・携帯充電器
退院するときに必要なもの
(退院までに家族に持ってきてもらう)
・赤ちゃんが退院するときに着るベビー服
(肌着、ベビー服やベビードレスなど)
・紙オムツ数枚
・赤ちゃんを包むおくるみやバスタオル
・お母さんが退院時に着る服
・現金やクレジットカード
(後日清算の施設もあるため事前に確認する)
・チャイルドシート(お迎えの車に忘れず装着する)

(1)産褥ショーツ(前開きのショーツ)について

産褥ショーツは、施設によっては準備してくれることもある必要なものですが、便利な点は診察しやすいということです。

普通のショーツだと診察のたびに脱がなくてはいけませんが、産褥ショーツだとそのまま開くため脱ぐ必要がありません。

痛みが強くなるとショーツの上げ下げは大変になってくる

陣痛に苦しむ妊婦

入院してから出産までに、少ない方でも2回以上、多い方だと10回近く診察の機会があります。

また、だんだん強くなる痛みに、ショーツの上げ下げも大変になってきます。そんなとき、産褥ショーツはとても便利なのです。

(2)ナプキンについて

病院で準備してもらえる物品にナプキンがあったとしても、余分にあると安心です。大きさは、夜用の大きナプキンがお勧めです。

(3)パジャマについて

ワンピースを着た妊婦

入院してから出産までは、病院で規定の服がない限り、長いワンピースタイプのパジャマをお勧めします。

もし、長いタイプのパジャマがなければわざわざ購入する必要はありません。妊娠中、自宅で着用していた汚れても問題ない裾の長いワンピースで十分です。

ズボンだと診察のたびに脱がなければならない

こちらも、産褥ショーツ同様、ズボンを履いていると診察のたびに脱がないといけません。

痛くなる陣痛に耐えながらのズボンの上げ下げは、想像する以上にハードルが高いものです。

上下に分かれたパジャマを着ていた方の中には、お産の途中でズボンを履くのを止めてしまう方もいました。

私たちスタッフが、ショーツが見えるからと気にしても、本人は痛さでそこまで考えられなくなってしまうのです。

3.出産の入院準備にかかる費用について

出産の入院準備にかかるお金を持つ妊婦

出産の入院準備にかかる費用は3万円前後あれば十分でしょう。

退院後の生活では、赤ちゃんの消耗品や、足りない赤ちゃん用品を買い揃えるなど大幅に出費が増えるため、入院準備にかかる費用はできるだけ抑えたいところです。

買い物リストを作成し余計な出費を抑える

日用品などは、病院で備え付けのものもあります。事前にしっかり確認して、余計な出費を抑えるようにしましょう。

あれもこれも、念のためと買い出しに行くと、どんどん出費がかさみます。

あらかじめ買い物リストを作成することをおすすめします。

4.出産の入院準備に関するよくある質問

出産の入院準備について聞く妊婦と看護師

ここでは、出産の入院準備に関するよくある質問と回答をご紹介します。

Q.外出しているときに陣痛がきたら、入院準備はどうしたらいいですか?

助産師Jun
基本的には、緊急事態でない限り自宅に一旦戻り、荷物を持って入院する、というので問題ありません。

しかし、動けないほど急にお腹が痛くなった、出血が多量にでてきた、などおかしいなという症状があれば、荷物を持たず病院に向かってください。

 

はじめてのお産の方ならなおさら、陣痛がきたからといってそんなに簡単には赤ちゃんは産まれてきません。焦らず、行動することを忘れないで下さい。

Q.入院中の赤ちゃんの服やオムツなどは入院準備に入れなくて大丈夫ですか?

助産師Jun
基本的には、入院中のベビー服やオムツ、ミルクは病院側で準備することがほとんどです。

一般的に、入院費用の中に新生児管理加算として、入院中の赤ちゃんにかかるオムツ代などの費用が一日いくらと決められています。

しかし、助産院の場合は自宅で使う分を持ってくるように言われることもあるようです。

何も言われなければ、入院準備に入院中の赤ちゃん用品はいらない、と考えて問題ありません。

Q.病院で用意してもらえるものを見ておきたいのですが、可能ですか?

助産師Jun
基本的には、母親教室や両親教室など、病院で開催されている産前クラスに参加すれば、病院からもらえる用品などの詳しい説明を受けられるはずです。

 

もし、どうしても教室参加が難しいのであれば外来通院中に伝えてください。必要なら個別に詳しい説明も受けられるはずです。

Q.入院準備で用意するパジャマは、授乳口が付いているものを新たに購入した方がいいですか?

助産師Jun
基本的には、パジャマに授乳口があってもなくても大きな問題にはなりません。

授乳口があれば授乳口から授乳しようとしますが、パジャマに付いた授乳口は、慣れていない方にとってはやや小さすぎるという印象を受けます。

慣れてくると、授乳口があることではだけ過ぎず授乳しやすいというのも事実です。

まとめ

出産時の入院準備について、細かなことは施設によって違いますが、母子手帳や保険証など必ず必要なものは同じです。

出産準備も「もう少ししたら準備しよう」と思っているだけではあっという間に出産日がやってきます。

余裕をもって準備できるよう、早め早めの準備ができると良いです。ラストスパート、頑張って下さい。


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ABOUTこの記事をかいた人

jun

【大阪府/30代/正看護師免許/助産師免許】助産師として働きだし15年以上になりました。読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。