人見知りを始めた赤ちゃんへの対応と知っておきたい役立つ情報

人見知りを始めた赤ちゃんへの対応

産まれてからの赤ちゃんは、ニコッと笑うと周りも嬉しい気持ちにしてくれる天使のような存在でした。

それが、ある日を境に天使の笑顔はお母さんだけにしか見せてくれなくなります。

「なんで私を見ると泣くの?」と悲しくなるおばあちゃん、ひょっとしたらお父さんを見ても泣いてしまうかもしれません。こんな時、お父さんは1人取り残された気分になってしまいます。

でも、大丈夫です。人見知りは赤ちゃんが成長している証であり、嬉しい心の成長です。今回はそんな赤ちゃんとの生活の中から「人見知り」について取り上げてみました。参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた看護師

助産師・看護師jun
Junさん
・大阪府/30代
・正看護師免許
・助産師免許
看護師資格を取得し、その後、助産師資格も取得しました。助産師として働きだし15年以上になり、妊活、子育てで悩むママさんを少しでも看護師・助産師目線でサポートできる記事を執筆していきます。

1.そもそも赤ちゃんの人見知りはなぜ起きるの

そもそも赤ちゃんの人見知りはなぜ起きるの

赤ちゃんの人見知りは、お母さんとそれ以外の人との区別がはっきりしてきた証拠です。

赤ちゃんは産まれてから毎日、お母さんの「声」「顔」「匂い」を感じながら日々を生きています。

その中で、少しずつ赤ちゃんのペースで体も心も成長していきます。ついこないだまで、お母さん以外の人に抱っこされてもニコニコしていた赤ちゃん。遊びに来たおばあちゃんやおじいちゃんに抱かれても、急に泣くようになります。

これは、赤ちゃんがお母さんとそれ以外の人との違いを分かるようになった進歩の証であるといえますね。

 

お母さんの不安や緊張が赤ちゃんに伝わっている

赤ちゃんは毎日お母さんと過ごす中で、お母さんの気持ちが誰よりも分かるようになります。例えばお母さんがちょっと苦手だなと思う人に遭遇したとき「あ、何か言われないかな」と感じた不安な気持ちが赤ちゃんに伝わり、急に機嫌が悪くなってしまいます。

お母さんの一番の味方だと言えますね。

 

看護師からのポイント

看護師ポイント

お母さんが普段行かない場所に出かけて「緊張するなあ」と感じた緊張感が赤ちゃんに伝わり泣いてしまうこともあります。人見知りの始まった赤ちゃんは、お母さんの気持ちの代弁者です

 

母親の2つの感情で赤ちゃんの人見知りの強さが決まる

ある研究で赤ちゃんは、お母さんとは違う知らない人を見ると「近づきたい」と「怖い」という2つの感情が芽生え、混乱が生じることが分かっています。

その母親の混乱により人見知りが起こると考えられています。人見知りが強い赤ちゃんと、そうではない赤ちゃんがいるのは、母親が大きく混乱するか、そうでないかという違いだと言い換えることができますね。

 

2.いつ頃から赤ちゃんの人見知りは始まるの

いつ頃から赤ちゃんの人見知りは始まるの

産まれて4~6ヶ月くらいすると、今までぼんやりと見ていた相手の顔を認識できるようになってきます。7~8ヶ月くらいには、相手の表情の違いも分かるようになります。一般的に人見知りがでるのはこの頃だとされています。

勿論、もっと早くから始まる赤ちゃん、反対に1歳近くなっても何も起きない赤ちゃんもいます。いつから始まり、いつ終わったのか正確には分からないのが「人見知り」と言えるのかもしれません。

 

人見知りは赤ちゃんの個性の場合もある

「人見知りが長いなあ」と思っていたら、もともと恥ずかしがり屋だったり、控えめな性格だったりと、赤ちゃん自身がもって生まれた個性だったということもよくある話です。

つまり、人見知りが長くても短くても、どちらも個性の1つだと捉え、心配しすぎないことが大切ですね。

 

3.人見知りが始まった赤ちゃんとの関わり方について

人見知りが始まった赤ちゃんとの関わり方について

人見知りで赤ちゃんに泣かれてしまう、おばあちゃん・おじいちゃん・お父さんは、赤ちゃんとのかかわり方を学びましょう。

 

(1)赤ちゃんが安心できるような雰囲気を作る

大人は目を合わせた相手を信用しようとしますが、赤ちゃんは恐怖を感じます

更に大人は相手に近づいて話しかけ距離を縮めようとしますが、赤ちゃんには知らない声の相手が近づいてくることは恐怖でしかありません。

 

看護師からのポイント

看護師ポイント

無理に目を合わせたり、いきなり声をかけたりせず、興味の引きそうなおもちゃを置いて少しずつ距離を縮めていく。こんなイメージを持つことが、赤ちゃんの安心できる雰囲気を作ることだと言えますね。

 

(2)月齢が近い子どもと遊ぶ機会を作る

一概には言えないかもしれませんが、公園や児童館などでお母さん以外の人との触れ合いの時間を少しずつ増やしていく。そんな時間を持つことが、赤ちゃんにとっても、お母さんにとって良い気分転換にいなりそうですね。

勿論、自分と同じくらいの赤ちゃんとの触れ合いも、人見知り克服に役に立つことは言うまでもありません。

 

看護師からのポイント

看護師ポイント

産まれたときから多くの人に関わって過ごしてきた赤ちゃんは、人見知りすることが少ないと言われます。検診で病院に来る赤ちゃんも、早くから保育所などに通って人との関わりがある赤ちゃんは、私たち医療者を見ても泣くことは少ない気がします。

 

4.人見知りしない赤ちゃんはいるの

人見知りしない赤ちゃんはいるの

多くの人との触れ合いの機会が多い赤ちゃんが、人見知りしにくいことは先に説明しました。そう言われても、自分の子どもが全く人見知りしなければ、お母さんとしては心配ですね。

実際、本やネットを調べると、自閉症や発達障害などのリスクがあると書かれたものもあります。

1つ言える確かなことは、そんなに簡単に病気なのか、病気ではのかということは判断できないということです。

そんな漠然とした不安を心配する前に、人見知りのでる今この瞬間は今しかない、という大きな気持ちで赤ちゃんと接する方が楽しい育児になりそうですね。

 

5.まとめ

赤ちゃんが無事産まれたてほっとしたのもつかの間、気づけばもう半年、8ヶ月。赤ちゃんは少しずつですが、止まることなく成長し続けています。

そんな人生の中の一コマとして「人見知り」があると考えてみてはどうでしょうか。

そう考えるだけで、乗り越えなければいけない壁に見えていた「人見知り」も、愛おしく思えるはずです。お母さんを一番求める時期でもある「人見知り」。今まで頑張ってきたお母さんへ、赤ちゃんからの初めてのプレゼントなのかもしれませんね。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

jun

【大阪府/30代/正看護師免許/助産師免許】助産師として働きだし15年以上になりました。読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。