乳児が退院して初めての沐浴(もくよく)!時間帯や入浴剤について

乳児が退院して初めての沐浴

無事に赤ちゃんが産まれてきてくれてほっとしたのもつかの間、初めての抱っこ・初めての授乳・初めてのオムツ交換・初めての沐浴と毎日初めてのことだらけで、不安が膨らんできている方もいるのではないでしょうか。

でも大丈夫です。心配や不安は毎日進歩している証、あなたが母親になったからこそもてる勲章です。今回はそんな赤ちゃんとの生活の中から「沐浴」について取り上げてみました。参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた看護師

助産師・看護師jun
Junさん
・大阪府/30代
・正看護師免許
・助産師免許
看護師資格を取得し、その後、助産師資格も取得しました。助産師として働きだし15年以上になり、妊活、子育てで悩むママさんを少しでも看護師・助産師目線でサポートできる記事を執筆していきます。

1.なぜ!?赤ちゃん(乳児)は沐浴する必要があるのか

赤ちゃん(乳児)は沐浴する必要があるのか

乳児は産まれて一か月程の間、大人とは別のお風呂(ベビーバス)に入り体を綺麗にします。

沐浴には、「体や髪の毛を洗い、お湯や水を浴びて体を綺麗にする」という意味があります

 

乳児が沐浴する3つの目的について

乳児はなぜ沐浴する必要があるのでしょうか。沐浴の目的は大きく分けて4つあります。

  1. 体を綺麗にする
  2. 全身を観察する
  3. 哺乳力を高める
  4. 乳児とのスキンシップの時間をもつ

簡単に言うと、湿疹やオムツかぶれなどができやすい代謝が活発な乳児には、1日1回の沐浴で体を綺麗にしながら、母親との触れ合いの時間が持てる沐浴が必要だということになります。

 

2.沐浴の際に母親が乳児を観察するポイントについて

沐浴

沐浴は母親にとって、乳児を観察する絶好タイミングでもあります。乳児観察のポイントをご紹介していきます。

 

(1)体に何もできていないかを観察する

赤ちゃんは痒くても痛くても、言葉にして自分から訴えることができません。だから、母親が気づいてあげなければいけません。そのために乳児を裸にして全身を観察することが大切になります。

沐浴前の全身観察を習慣にしておくと、毎日忘れることなく確認してあげられます。

 

(2)1日1回の体調管理で平均対応を把握する

乳児は1日1回体温を測り、体調管理をしてあげることが大切です。毎日測っていれば、乳児の平均体温も把握しやすくなります。

沐浴前の体温測定を習慣にすれば、

  • 熱はないか
  • 体が冷えていないか

など心配することもなくなります。

乳児は泣いたり、部屋が暑かったりするだけで、すぐ熱が上がったり下がったりしてしまいます。37.0度前後を目安に、37.5度以上、36.5度以下のときには少し時間を置いて落ち着いた状態でもう一度測ってあげて下さい。

 

3.乳児の適切な沐浴時間について

乳児の沐浴時間

入院している間はだいたい朝9時前後に沐浴という病院が多いと思いますが、退院したらいったい何時に沐浴しようかと迷われている母親もいると思います。以下で詳しく沐浴の時間について説明していきます。

 

時間は問題なく、毎日同じ時間の沐浴がベスト

何時くらいに沐浴するのがベストなのか。答えは何時でも問題ないです。大事なのは正確な時間ではなく、毎日同じくらいの時間に沐浴してあげることです。体内時計がまだ安定しない乳児は、朝か夜かの判断がつきません。

 

決まった時間での沐浴は乳児の生活のリズムを作る

毎日決まった時間に沐浴すれば、沐浴の後は眠くなり眠る、沐浴前には目覚めやすくなり起きると、生活リズムが整いやすくなります。家族や母親の都合なども調整しながら、夜8時くらいまでには沐浴を終えられるようにするのが理想的だといえます。

 

沐浴を行う時間は5分程度で十分

赤ちゃんがお風呂の中に入る時間は5分くらいで十分です。長くなると赤ちゃんはそれだけで疲れてしまいます。

「そんなに短くていいの?」と思われたかもしれません。

慣れないうちは、あっとゆう間に時間が過ぎてしまいます。始めのうちは、沐浴を開始したら30分タイマーをかけ取り組むと、時間を気にしすぎずお風呂にいれてあげられると思います。

 

4.沐浴で気を付ける時間帯と沐浴剤について

乳児への沐浴注意点

以下のような時は、沐浴を行うことを極力辞めておきましょう。

ミルクや母乳を飲んだ直後1時間飲んだものが消化されておらず吐いてしまう
眠たいとき、眠りかけたとき大人と同じで眠りを妨げられると不機嫌になってしまう
21時以降や真夜中明るい電気がついた場所にいると夜を朝だと勘違いしまい夜に眠れなくなってしまう

上記以外でも、沐浴を行わない方が良い時を以下で説明します。

 

母親が疲れているときは無理して沐浴しないこと

沐浴することは、乳児にとっても母親にとっても慣れるまで簡単なことではありません。

母親が「今日は疲れたなあ」と感じたときは、一日くらい沐浴を休んでも大丈夫です。気を張りつめて倒れてしまっては、沐浴どころではなくなります。ときには「沐浴剤」を利用するのも良いかもしれません。

 

沐浴剤のメリットについて

沐浴に慣れるまでに苦労することとして、ボディーソープや石鹸が滑りやすく乳児を落とさないか不安、沐浴からあがる前に石鹸が残らないよう綺麗に洗い流す作業が難しいということがあります。

沐浴剤を使うと、この心配や作業がなくなります。きっと、沐浴剤は疲れている母親を助けてくれるはずです。

 

沐浴剤のデメリットについて

滑らないし、洗い流す必要がない沐浴剤も万能ではありません。ボディーソープや石鹸に比べ、洗浄力は落ちてしまいます

乳児は代謝が活発で汗もよくかきます、オムツをあてているのでお尻も汚れます。洗浄力が弱い沐浴剤を毎日使うと、十分な汚れを取ってあげることができません。母親の育児を助けてくれるアイテムとして、沐浴剤は週2回くらい使う、というのがベストな使い方ではないでしょうか。

 

5.まとめ

今は毎日大変だなあと感じ日もある「沐浴」、でもあと一ヶ月もすると乳児は大人と同じお風呂に入れるようになります。お風呂に入れるようになると、また新しい大変さが生まれてきます。

毎日毎日乳児は進化し、どんどん新しいことができるようになっていきます。

今しかないこの瞬間、沐浴も乳児と一緒に楽しめるといいですね。


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    【大阪府/30代/正看護師免許/助産師免許】助産師として働きだし15年以上になりました。読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。