赤ちゃんの夜泣き5つの原因と対策を伝授!

赤ちゃんの夜泣き5つの原因と対策

「夜泣き」退院直後から始まる赤ちゃん、しばらくしてから始まる赤ちゃん、いろんな子がいます。「何で泣くんだろう」お母さんは原因を探しますが、なかなか見つけられません。

周りの人に相談しても「いつかは治るから我慢して」と軽くアドバイスされ 、ますます混乱しているお母さんもいるかもしれません。「赤ちゃんの夜泣き=お母さんの試練」だとしたら、赤ちゃんとの夜時間は苦痛でしかなくなります。

そんなの嫌ですよね。

でも、何もしなければ、夜泣きに耐える今と同じ時間を過ごすだけです。

赤ちゃんはお母さんに訴えたいことがあるから泣くのです。何もなければ泣きません。

あなたが笑顔でいれるよう、赤ちゃんの夜泣き原因と対策法についてまとめてみました。参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた看護師

助産師・看護師jun
Junさん
・大阪府/30代
・正看護師免許
・助産師免許
看護師資格を取得し、その後、助産師資格も取得しました。助産師として働きだし15年以上になり、妊活、子育てで悩むママさんを少しでも看護師・助産師目線でサポートできる記事を執筆していきます。

原因(1):体内時計が上手く動いていないための夜泣き

体内時計が上手く動いていない

「朝起きて夜には寝る」と言うリズムが人間として健康に生きていく上で必要だと言うことは誰もが知っています。

大人も徹夜などでこのリズムが狂いだすと、体に無理が生じます。太陽の光を浴びることで体内時計の狂いは修正され、新しい1日をスタートできる仕組みが人間には備わっています。

では、赤ちゃんの場合はどうでしょうか。

赤ちゃんの体内時計は・・・生後1か月を過ぎた頃から動きだす。

生まれたばかりの赤ちゃんには、朝・昼・夜などの認識はなく、数時間毎に起きたり寝たりを繰り返しています。赤ちゃんの体内時計は、生後1か月を過ぎた頃から動きだすことが分かっています。動きだした後は「朝起きて夜には寝る」という習慣を身につける練習が必要なのです。

この練習が上手くいかず、いつまでたっても習慣にできない赤ちゃんが夜泣きすると考えられます

 

(対策)朝時間の習慣をつくること

対策としては、朝時間の習慣を作ってあげることが大事です。

決まった時間に太陽の光を浴びることは、体内時計を正しく動かすために必要なことです。太陽の光を浴びることで睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を減らし、幸せホルモン(セロトニン)の分泌を増やします。

そのため、以下の行動を行いましょう。

  1. 決まった時間にカーテンを開ける
  2. 電気をつける
  3. オムツを替える
  4. 顔を拭く
  5. 服を着替える

これらの交感神経が優位になるような行動を習慣化することで、赤ちゃんは朝だと自然に認識できるようになります

毎日朝に流す音楽を決め、朝時間に取り入れることもお勧めです。

 

(対策)赤ちゃんを起こす時間帯を工夫する

21時に寝た場合朝は7時を目安に起こす
22時に寝た場合朝は8時を目安に起こす
23時に寝た場合朝は9時を目安に起こす

睡眠時間10時間を目安に起こしますが、9時以降にはならないようにして下さい。朝始まり時間がどんどん遅くなると生活改善は不可能です。

看護師からのポイント

助産師ポイント

今、赤ちゃんが生後1ヶ月たっていない段階なら、眠りたいだけ眠ってもらいましょう。お母さんも、その眠りに合わせて眠ったり、休憩したりして産後の疲れを回復させることが最優先です。(この間も、沐浴時間は一定の時間にするのがお勧めです!)赤ちゃんの生活改善に取り組むのは、早くても生後2〜3カ月目くらいからを目安にして下さい。

 

原因(2):眠りが浅いための夜泣き

眠りが浅いための夜泣き

赤ちゃんはいつもスヤスヤ眠っていると言うイメージが強いのではないでしょうか?本当は違います。

赤ちゃんの眠りは大人の半分の深さ、つまり、浅い眠りなのです。

レム睡眠(浅い眠り)大人:90〜120分
赤ちゃん:40〜60分
ノンレム睡眠(深い眠り)大人:90〜120分
赤ちゃん:40〜60分

人間の眠りは、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。大人の場合はこの睡眠サイクルが、90〜120分で回ります。赤ちゃんの場合の睡眠サイクルは、40〜60分のサイクルで回っていることが分かっています。

 

(対策)泣いても数分間はそのまま見守ること

大人は、眠りの浅いサイクルに入ると寝言を言うことがあります。赤ちゃんも同じです。

赤ちゃんの場合、言葉にできないため「数分間泣く」ということが起こります

これが短いサイクルで繰り返されるため、泣きだすと夜泣きしているとお母さんが勘違いし、オムツ変えたり抱っこしたりしてしまいます。

果、目覚めてしまい夜泣きにつながっていることがあります。赤ちゃんが泣いたからといって直ぐに何かしてあげるのではなく、少しの間見守るようにしましょう。

 

原因(3)日中の活動が足りていないための夜泣き

日中の活動が足りていないための夜泣き

日中外気に触れ活動することで、適度の疲労感をもたらし、夜の眠気を誘います。

また、日中に浴びた太陽の光は、夜に眠気を起こす睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を促進します。つまり、日中の太陽のもとでの活動量が足りていないと、夜になっても眠気をもよおさないと言うことです。これも大人と同じですね。

 

(対策)日中は赤ちゃんと活動的に過ごすこと

生後2〜3か月目からは、赤ちゃんが朝・昼・夜を意識して過ごせるように生活して下さい。難しい話ではありません。

朝起きてから昼寝の時間までは、明るい光のもとで遊んだり、外に出て太陽の光を浴びたりすることを意識して過ごします。お母さんも、日中は好きな音楽をかけながら掃除をしたり洗濯を畳んだりと活動的に動くようにします。

 

(対策)昼寝を減らしてみること

昼寝は2〜3時間と時間を決めます。時間がきたら、迷わず寝ていても起こすようにします。

その分、夜は20時ごろには眠れる環境に入れるようにします。できるだけ静かな環境で照明を落とし、テレビや携帯の光も遠ざけるようにしましょう。

 

原因(4)寝かしつけ方法が間違っているための夜泣き

寝かしつけ方法が間違っているための夜泣き

今、赤ちゃんの寝かしつけのために何か行っていることはありますか?

  • ユラユラ抱っこすることですか?
  • 鼻歌を歌いながら頭を撫でることですか?
  • おっぱいをあげながら添い乳することですか?

この無意識に行なっているお母さんの行動を、賢い赤ちゃんは記憶してしまいます

つまり、この寝かしつけ習慣がなければ、眠れなくなってしまうのです。今、この寝かしつけが上手くいっているなら問題なですが、なかなか寝てくれない、お母さんが疲れるなど問題生じているなら寝かしつけ方法自体を見直す必要があります

 

(対策)新しい寝かしつけ方法を試してみること

ここでのポイントは「朝起きて夜には寝る」習慣がある程度身についてから取り組むことです。

  • 「背中をトントン叩く」
  • 「頭をなでなでなでる」

など、始めは赤ちゃんも慣れない習慣に混乱しますが、そこはぐっとこらえて、新しい習慣にとことんこだわることです。

看護師からのポイント

助産師ポイント

寝かしつけ習慣の方法は「お母さんがいつでもできること」を基準に選ぶことです。お母さんの体調が悪いときも、赤ちゃんの気分がすぐれず何度も起きるときも、疲れずいつでもできることを選んでおくことです。

仕事復帰を考えるお母さんは、始めから添い寝しない選択もありなのではないでしょうか。(母親以外の人でも寝かしつけができるように)

 

原因(5)オッパイに頼りすぎているための夜泣き

オッパイに頼りすぎている

助産師に「体重の増えも順調なのでこのままで大丈夫です。泣くたびにおっぱいをあげて下さいね」と言われ1カ月検診を終えて、産婦人科を卒業した赤ちゃんも多いのではないでしょうか。

確かに母乳育児にとって頻回直母は大切なことですが、これは生後1カ月くらいまでの母乳育児が安定してくるまでのことです。

夜泣くたびにオッパイをくわえさせていると、オッパイがなければ寝られなくなってしまいます。

また、赤ちゃんの胃は、入る量に合わせて少しずつ大きくなります。入れすぎると適量で満足できないほど大きくなりますが、ちょこちょこ少ない量しか入ってこないと、適量が入らなくなってしまいます。

 

(対策)オッパイのちょこちょこ飲みはやめる

ちょこちょこ授乳をつづけると、ちょこちょこしか飲めなくなります。

目安として生後3カ月以降は夜中の授乳は1回です。

19時授乳
22時授乳
4時授乳
7時授乳

以上のようなスケジュールです。

あくまでも目安ですので、スケジュール通りいかなくても焦らず取り組むことが必要です。あくまでも「泣いたら吸わせる」習慣を断ち切ることが最優先です。

 

(対策)赤ちゃん用のカモミールティーを飲ませる

離乳食が始める5〜6カ月頃からは、オッパイ以外の飲み物に慣れる意味でもカモミールティーを取り入れてみてはどうでしょうか。

ヨーロッパなどでは「赤ちゃんの夜泣きにはカモミールティー」と言うくらい日常的に飲まれています。カモミールには、眠りを誘う催眠効果やリラックスできる鎮静効果が期待できます。

 

 

まとめ

「赤ちゃんは泣くのが仕事」「赤ちゃんの夜泣きに付き合うのはお母さんの仕事」ではありません。赤ちゃんが泣くのには理由があります。

泣いているように見えても、寝言であることもあります。お母さんは疲れたら夜泣きを我慢せず、原因を探りできそうな対策法を取り入れてみることです。

お母さんが楽しく、笑顔で生活することが赤ちゃんが一番望んでいることではないでしょうか。

きっとそうです。

真意はわかりませんが、下を向かず、上を向いて赤ちゃんとの夜時間を迎えられるようになるといいですね。

頑張って下さい。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

jun

【大阪府/30代/正看護師免許/助産師免許】助産師として働きだし15年以上になりました。読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。