生理不順で悩んだ時の婦人科病院の選び方!

生理不順 婦人科 チェック

毎月やって来る生理は、体調や環境、ストレスなどから来るホルモンバランスの乱れに影響され「生理不順」を引き起こすこともあります。

加えて実は病気が潜んでいることもあるため注意が必要です。

しかし「生理不順になっている」と気付いた時、いざ婦人科を受診しようと思っても、病院やクリニックの婦人科が数多くある中で、どういうところが良いのかと悩むことがあるかもしれません。

そこで今回は婦人科で看護師の勤務経験のある私が、生理不順で悩んでいる方が婦人科を選ぶ際にチェックするポイントをご紹介します。

是非、受診の際の参考にしてください。

この記事を書いた看護師

元看護師ジュプン
ジュプンさん
・福岡県(現在海外在中)/41歳
・正看護師免許

三児の男の子の母と看護師の両立に奮闘しながら総合病院の看護師として勤め、その勤務経験は10年以上。看護師と出産・育児との両立経験を生かし、皆さんが知りたいという内容を分かりやすくお届けしたいと思います。

1.生理不順に対しての問診が丁寧かチェック

問診する女性医師と女性患者

生理不順で病院やクリニックを受診する場合、必ずはじめにあるのが「問診」です。

「問診表」を記入する以外に、看護師や医師が直接的にする「問診」もあります。

不安を抱えて受診するため、まずはこの「問診」をしっかりと丁寧に行ってくれるかがチェックポイントとなります。

 

(1)症状から今後の目的まで聞き取る婦人科はおすすめ

私がおすすめする婦人科の丁寧な問診を一言でいうと、生理不順についての患者の話を詳しく聞いてくれる問診です。

生理不順に対して少なからず不安を抱えて受診しているため、現状や不安を丁寧に聞いてくれる看護師や医師でないと大事な自分の身体を任せられません。

加えて生理不順がいつ頃から起こっているのかということはとても大事なポイントになってきます。経過の長い方では10代の頃からという人もいるでしょう。

細かく周期や経血量、腹痛などの諸症状まで合わせて問診してくれ、今までの治療の経験や辛さや不安などの思い、治療後の目的(妊娠や不妊治療など)があるのかなどもしっかり聞き取ってくれる婦人科の問診がおすすめです。

 

(2)事務的な問診をする婦人科は避けた方がよい

婦人科のなかには、問診表で済ませ、医師の診察時にも特に詳しく話聞いてくれずに一方的に治療へと話を進めようとするようなところもあります。

受診して初めの医療スタッフ側とのコミュニケーションの場が問診でもあります。

そこを形式的に済ませて患者の話を聞かないのであれば、これから始まる(もしかすると長期に渡るかもしれない)治療も安心して任せられないはずです。

このような婦人科は、きっと治療中の不安や疑問もなかなか聞いてもらえないでしょう。

 

2.生理不順の説明や治療方針が丁寧で分かりやすいかチェック

手を差す女性医師

問診が済むと、生理不順の今の状態に対しての説明や、これから行うべき検査や投薬などの治療方針の説明へと進んでいきます。

担当となる医師からのこれらの話で今後が左右されるといっても過言ではありません。

医師が丁寧に分かりやすく説明や提案を行ってくれるかがチェックポイントとなります。

 

(1)検査理由を丁寧に話してくれる婦人科はおすすめ

生理不順が起こっている原因の前にホルモン検査でホルモンバランスを調べたり、内診や超音波を使って子宮の状態などを調べたりすることでしょう。

また生理不順はまれに病気が原因のこともあるので、がん検診なども行うかもしれません

どうしてこれらの検査を行うのか、生理不順との関係性を踏まえて丁寧に話してくれる医師はおすすめです。

 

(2)薬のデメリットも説明する婦人科はおすすめ

原因が判明した後は実際の治療に入ります。

生理不順の主な治療は薬になりますが、その治療で使用する薬の効果とともに副作用をきちんと説明してくれる、つまりメリットだけでなくデメリットも説明してくれる医師は安心です。

看護師からのポイント

看護師ポイント

薬以外にも食事、生活習慣などの側面からも生理不順改善にアプローチしてくれる医師もおすすめと言えます。

 

(3)治療のメリットだけ説明する婦人科は避けた方がよい

避けた方がよい医師の対応というのは「治療の説明はするもののメリットだけしか言わず、副作用などのデメリットは説明してくれない」などです。

治療には必ずといってよい位デメリットも存在するため、それを合わせて説明せずに患者に治療を勧める医師や、患者がデメリットを質問した際に濁してしまったり、説明を避けたりする医師の対応はおすすめできません。

 

(4)前医を何度も否定する婦人科は避けた方がよい

生理不順で受診した方の中には、その婦人科へ受診する以前に、別の婦人科にかかったことがある方もいるでしょう。

別の婦人科での治療や経過を話した際に、明らかな理由なくして前医を否定する言葉が多く出る医師も避けたいところです。

今までの治療のすべてを否定されてしまうことは患者の心と寄り添っていない対応であると考えた方がよいでしょう。

 

3.スタッフ間のコミュニケーションが図れているかチェック

話し合う二人の女性医師

継続的な受診や治療が必要な生理不順では、その婦人科のスタッフ同士のコミュニケーションがきちんと図れているかも大切なチェックポイントとなります。

 

(1)情報をスタッフ間で共有している婦人科はおすすめ

受診をする際、まずは問診、そして検査や診察と進んでいきますが、必ずしも同じ看護師や医師がすべてを担当するとは限りません。

問診で話した内容や検査や治療方針などが各スタッフ間で共有されているかは重要です。

細かな経過や状態、不安なども話しているため、そのすべてが医師や看護師の間できちんと共有され、同じ質問をしても同じ答えが統一して返ってくる婦人科はコミュニケーションが良く取れていると判断できます。

看護師からのポイント

看護師ポイント

そこで働いているスタッフの表情や動きを観察してみましょう。

活き活きと働いているスタッフが多い婦人科は「働きやすい職場=コミュニケーションが取れている」とも言えます。

 

(2)情報が共有されてない婦人科は避けた方がよい

コミュニケーションが図れていない婦人科とは、問診の内容や治療方針などが共有されていないことを指します。

担当が代わる度に同じ質問をされ何度も同じことを答えなければならなかったり、「分からない」という返答が返ってきたりする場合はスタッフ間のコミュニケーションが十分に図れていないと言えます。

こちら側が質問や確認をしても、スタッフが代わると答えも違うという婦人科も避けた方がよいでしょう。

 

4.通いやすい婦人科であるかチェック

街中を歩く女性

実際に生理不順の治療が始まると、その治療は時に長期に渡ることもあります。

継続して通うことができるかが最後のチェックポイントとなります。

 

(1)ライフスタイルに合った通いやすい婦人科はおすすめ

費用の面、スタッフの対応と合わせて、通いやすい場所にその婦人科があるかはとても重要です。

生理不順で受診すると、まだ行っていなかった方は基礎体温を測定することから始まることが多いです。

そして、血液検査や超音波などの諸検査、結果説明、治療開始と進みますが、ホルモン剤などの投薬を始めた場合はその治療は数ヶ月から数年に及ぶこともあります。

自宅から近いということだけでなく、仕事をしている人は仕事帰りに受診することも考慮して、ご自分のライフスタイルに合った通いやすい婦人科を選びましょう。

 

(2)距離がある・予約が取りにくい婦人科は避けた方がよい

時には長期となる生理不順の治療であるため、無理して通うような婦人科は長続きせず、負担となります。

人気のある婦人科であっても、距離が遠かったり、予約が取りにくく次回の受診や検査までかなり期間が開いたりする婦人科では肝心の治療が進んでいきません

通院するにあたって、生活に無理をきたすような婦人科は避けた方がよいでしょう。

 

まとめ

生理不順で婦人科を受診しようと考えている方へのポイントをお伝えしました。

まずは受診して問診やカウンセリングを受けてみて、その婦人科の医師やスタッフが安心できるかを確かめましょう。

受診した婦人科が安心して治療ができると思えるところでなかったら、他の婦人科を数ヶ所受診して探してみるのもよいでしょう。

ご自分に合った安心して通える婦人科を見つけて、生理不順が改善することを願っています。


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三児の男の子の母と看護師の両立に奮闘しながら総合病院の看護師として勤め、その勤務経験は10年以上。看護師と出産・育児との両立経験を生かし、皆さんが知りたいという内容を分かりやすくお届けしたいと思います。